芸人・やす子「つらいときはトイレでひと呼吸」は、いい状態で仕事を続けるために必要なこと
4月19日に公開される『映画 きかんしゃトーマス 大冒険! ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』で、ゲスト声優として「掘削機のダーシー」役を務めたやす子さん。黙々と土を掘る仕事が大好きという、元自衛官のやす子さん自身とも共通するところがあるキャラクターだ。 【画像】失敗も笑いに変えられる今が楽しいと語るやす子さんの笑顔 物語の舞台となるのは古い鉱山。トーマスたちはそこで「もしかしてモンスターがいるのかも!?」という不思議な体験をする。未知のものに対する決めつけ、そこから生まれる怖さや勘違い――。お互いに相手のことを知らないがゆえに起こる問題が丁寧に描かれていて、子どもだけでなく、大人が見ても楽しめる作品になっている。 前編では、やす子さんが仕事を通して得たもの、落ち込んだ時の乗り越え方などについてインタビューでお話しいただいた。後編では今回出演した映画について、そして自身が思うお笑いという仕事、そして今後の夢について語っていただく。
「ドッキリ」だと思ったアフレコのお仕事
今回、ゲスト声優としてオファーをいただいた際は、絶対に「ドッキリ」だと思っていたというやす子さん。 「セリフの一言目が『はい~! 』だったので、『そんなわけないじゃん! 』と(笑)。アフレコのときも広いスタジオに一人で入れられたので、『このへんの壁から誰か、ドバッと出てくるのかな? 』とずっと疑っていたんです。でも、アフレコが進んでいく間、現場のスタッフさんは的確なアドバイスをしてくださるし、ちゃんと挿入歌も歌って録ったりもしたので、ようやく『本当なんだ! 』と納得しました。難しかったですが、とっても楽しかったです。 アフレコでは、アメリカ・カナダの合作のアニメということでオーバーに表現しなくちゃいけないところが難しかったですね。普段、自分は顔でリアクションをとることが多いため、声だけで感情を表さなくてはいけないのが大変でした。 自分で今回の演技に点数をつけるとしたら……81点でしょうか(笑)、はい~」