ウクライナ戦争衝撃の結末…ゼレンスキーは核開発を目論んで米新政権に暗殺される?
10月17日のゼレンスキーによる「爆弾発言」
ここで紹介したいのは、ゼレンスキーが10月17日、ベルギーのブリュッセルで欧州連合(EU)加盟27カ国の首脳らに対し、ウクライナ戦争を終結する「勝利計画」について、EU加盟国の支援がどうしても必要だと訴えた後の記者会見での出来事だ。彼は「爆弾発言」をした。 ウクライナが今後、ロシアから自国を守るために、北大西洋条約機構(NATO)が自国を同盟に迅速に受け入れるか、あるいはウクライナが再び核保有国になるか、どちらかの道を選ぶつもりであると口にしたのである。ところが、数時間後、ゼレンスキーは、NATO以外に選択肢がないという意味で言っただけだと釈明した。「あれは私の合図だった。しかし、我々は核兵器を作っていない。このニュースを広めないでほしい」とのべたと、ドイツのビルドだけが報じたのである。 この話を知っていれば、今回明らかになったThe Timesの記事と符合していることがわかる。どうやら、ゼレンスキーは、西側がウクライナ支援を打ち切るような仕打ちをすれば、自ら核兵器を製造し、ロシアと対峙し、全世界を第三次世界大戦の危機に巻き込む覚悟らしい。 このゼレンスキーの恐るべき姿勢については、すでに知る人は知っている。拙稿「「プーチンの核」がひたひた迫ってきた…どうする、アメリカ!?」のなかで紹介したように、「ニューヨーク・タイムズ」の安全保障担当のデイヴィド・サンガー記者の近著(New Cold Wars)のなかで、彼は、バイデン大統領が側近に、ゼレンスキー大統領が意図的に米国を第三次世界大戦に引きずり込もうとしている可能性を示唆したこともあると指摘しているのだ。だからこそバイデンはゼレンスキーに対して、ウクライナからモスクワを直接攻撃できる長距離射程の兵器の使用を許可しなかったのである。 しかし、11月17日になって、射程約300キロの戦術ミサイルシステム(ATACMS[アタックエムエス])として知られる長距離ミサイルの使用をウクライナ側に許可したと、米国の複数のメディアが報じた。この武器は「当初、ロシア西部のクルスク地方でウクライナ軍を防衛するため、ロシア軍や北朝鮮軍に対して使用される可能性が高い」とNYTは書いている。 これは、バイデンが第三次世界大戦になるリスクを退任前に公然と侵す決断をしたことを意味している。トランプの息子ドナルド・トランプJr.がXに寄せたつぎの投稿は必読だろう。 「軍産複合体は、私の父が平和を創造し命を救うチャンスを得る前に、確実に第三次世界大戦を起こそうとしているようだ。 何兆ドルもの資金を確保しなければならない。命などクソくらえだ! 愚か者め!」