古江彩佳が「日本女子OP」2年連続出場 アダム・スコットは8回目の「日本OP」
日本ゴルフ協会(JGA)が9日にリモート会見を行い、主催する「日本シニアオープン」(12日~/千葉・千葉CC 川間コース)、「日本女子オープン」(26日~/茨城・大利根CC 西コース)、「日本オープン」(10月10日~/埼玉・東京GC)の開催概要を発表した。 【画像】「ドヤっ!」昨年の日本女子オープンを制した原英莉花 日本女子オープンには、7月の海外メジャー「エビアン選手権」を制した古江彩佳が2年連続でエントリー。2年ぶりの出場だった昨年大会は8位で試合を終えていた。2021、22年大会覇者の勝みなみをはじめ、そのほか米ツアーを主戦場とする選手は出場しない。 会場となる大利根CCが大会をホストするのは今年で3回目。西コースを使っての開催は樋口久子が制した1971年大会以来となる。トータル6845yd(パー72)は、22年大会が行われた紫CC(千葉)の6839yd(パー72)を上回る、女子ツアー史上最長に設定された。
日本オープンでは、『7月20日時点の世界ランキング100位以内の上位5人』の資格で、アダム・スコット(オーストラリア)の3年連続8度目の出場が決まった。以前から「引退するまでに勝ちたい」と公言してきた日本のナショナルオープンに今年も挑む。また、『特別承認枠』でLIVゴルフ1勝の24歳、エウヘニオ・チャカラ(スペイン)が初めて日本の試合に出場する。 1913年設立の東京GCでの開催は2001年以来8度目(現在の地に移転してからは5度目)。大会では2番と14番にある2つのグリーン、17番(パー3)の2つのティイングエリアを曜日ごとに使い分ける。また近年の選手たちの平均飛距離アップに合わせ、11番に新しいティイングエリアを設置。30ydほど距離を伸ばした。 今週12日(木)に開幕する日本シニアオープンでは、「パリ五輪」日本代表の監督を務めた丸山茂樹が初めてシニアナショナルオープンに挑戦。大会3勝の中嶋常幸も3年ぶりに出場する。