女子ゴルフ・竹田麗央へ「勢いあるだけ」厳しい評価の叔母・平瀬真由美からの米ツアー挑戦進言…そこからの実力アップはすごかった【記者メモ】
◇10日 女子ゴルフ 伊藤園レディス最終日(千葉県長南町、グレートアイランドC) 麗央、史上3番目の年少記録で女王戴冠! 4月のツアー初優勝以来、快進撃を続けてきた竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=が今大会は予選落ちながら、昨季まで2年連続で年間女王だった山下美夢有(23)=加賀電子=は4位で、残り試合で逆転される可能性がなくなったため初の年間女王の座を射止めた。 【記者メモ】 夏場までは「すごいけど、勢いがあるだけよ。そういう年って、みんなあるじゃないですか?」と麗央に厳しい評価を下していた平瀬真由美が、9月に米ツアー挑戦を進言したという。 「私自身は、その頃は来年すぐ行きたいという感じじゃなかった。だけど、叔母はそんなふうに見ていたんだ、じゃあ行ってみようかなと思った」と麗央。そこからの実力アップ、日本の頂点へ向けての加速もすごかった。 麗央のツアー生活で欠かせない人物がいる。年は5歳も離れているが、公私にわたり親密な関係なのが小祝さくらだ。「いつでも変わらないし、人への思いやりとか、すごく勉強になる。自分もそういう人になりたいなと思います」という。一緒にプロ野球を観戦。キャッチボールしたり、時には人気カレーショップに2人で並んだり…。米ツアーに行っても、さくらさんのような存在に出会えるといいなぁ。(ゴルフ担当・月橋文美)
中日スポーツ