新札と旧札、どちらを使うか迷います…旧札を「残しておいた」場合、将来的に価値は上がるのでしょうか?
紙幣を手元に残す場合、物価変動には気をつけよう
紙幣を手元に残す場合、気をつけるべきは物価変動です。実際、消費者物価指数を見てみると2020年の総合指数を100とした場合、2023年の総合指数は106.3と上昇しています。前年度比では、3%も上昇しています。 仮に紙幣を手元に保管し付加価値が付いたとしても、物価変動で物価が高騰していると付加価値の恩恵は受けにくいです。手元で保管しておくよりも、投資などお金を動かし価値を高める方がより得られるものが大きくなる可能性もあるでしょう。
旧紙幣を手元に保管しておくと1.5倍~3倍程度の価値が付く可能性も|ただし物価変動には注意が必要
旧紙幣を手元に保管し続けると、状態や種類にもよりますが、1.5倍~3倍程度の付加価値が付く可能性があります。時間の経過で紙幣に付加価値が付く可能性はありますが、同時に物価も変動するため注意しましょう。 付加価値を高めるために手元で保管するか、お金を動かし価値を高めていくのかは、自分の考え次第です。 出典 総務省統計局 消費者物価指数(CPI)結果 2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年度(令和5年)平均(2024年4月19日公表) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部