侍ジャパン・清宮幸太郎 初打席で右中間へ適時二塁打 辰己の3ランを呼ぶ
◇強化試合 日本―チェコ(2024年11月9日 バンテリンD) 「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は9日、強化試合としてチェコと対戦した。侍ジャパンのトップチームには初選出となった清宮幸太郎内野手(25=日本ハム)が7回に右中間適時二塁打を放った。 【写真】<日本・チェコ>7回、清宮は適時二塁打を放ち、ベンチに向かってポーズを決める(撮影・椎名 航) 7回表の守備から桑原に代わって左翼に入った清宮。その裏の攻撃で先頭の源田が右中間三塁打で無死三塁の好機に打席に入ると、1ストライクからの2球目の真ん中低め直球を右中間に運び、侍ジャパンに貴重な中押し点となる4点目を叩き出した。さらに小園の右前打の後、辰己の右中間3ランが飛び出した。 プレミア12は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の国際大会で、最新の世界ランキング上位12位までの国・地域が参加することが、昨年12月に発表された。日本は15年の第1回大会は準決勝で韓国に逆転負けして3位、19年の第2回大会で初優勝した。今回の第3回大会は11月10日から24日まで開催され、決勝は東京ドームで開催される。 1次ラウンドは6チームずつ2組に分かれ、各組上位2チームがスーパーラウンドに進出する。日本はB組に入り、13日にバンテリンドームでオーストラリアと初戦を迎える。2戦目以降は台湾で行われ、21日からのスーパーラウンド、3位決定戦、決勝は東京ドームで行われる。