【MLB】ALCSのMVPはヤンキース・スタントン 5試合で4本のアーチを放ち15年ぶりのリーグ優勝に貢献
日本時間10月20日、ヤンキースはガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に延長戦の末に5対2で勝利。シリーズの対戦成績を4勝1敗として2009年以来15年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。シリーズのMVPには5試合で4本塁打を放ったジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)が選出。第5戦で決勝アーチを放つなど、5試合で打率.368、3本塁打、6打点、OPS1.373をマークしたフアン・ソト(ヤンキース)の活躍も見事だったが、印象的な本塁打を連発したスタントンに軍配が上がった。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 スタントンはリーグ優勝決定シリーズの5試合に出場し、打率.222(18打数4安打)、4本塁打、7打点、OPS1.222を記録。今シリーズで放った4安打はいずれも本塁打だった。 第1戦で7回裏に勝利を決定づけるダメ押しのソロ本塁打を放つと、第2戦はノーヒットに終わったものの、第3戦ではアーロン・ジャッジの2ラン本塁打で追いついた直後に二者連発となる勝ち越しのソロ本塁打。第4戦では1点リードの6回表にリードを広げる3ラン本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。 そして、第5戦では2点ビハインドの6回表、ジャッジが併殺打に倒れてチームが意気消沈しかけていた直後に同点の2ラン本塁打。このスタントンの一発があったからこそ、10回表のソトの勝ち越し3ランが生まれ、ヤンキースは15年ぶりのリーグ優勝を決めることができたというわけだ。 「俺はリングがほしいんだ」とワールドシリーズ制覇を強く望んでいるスタントン。メジャー15年目にして初のワールドシリーズに挑む。