金谷港のアジフライをサンドした「漁師バーガー」 フェリーを眺めながら揚げたてを堪能
短い船旅の前に、見つけてしまった地元名物
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「XR250」で走ってきたのは千葉県富津市の金谷港です。この日は東京湾フェリーで久里浜から金谷へ渡って房総半島をツーリング。帰路もまたフェリーで帰るべく金谷港に戻ってきました。 【画像】「漁師バーガー」と東京湾フェリーを画像で見る(25枚)
長距離を走るのが大好きな筆者ですが、フェリーでの船旅も好きです。長距離フェリーも、瀬戸内の島をつなぐ小さいフェリーも、旅感が増して盛り上がります。東京湾フェリーは片道40分ほどですが、非日常への切り替え的に好きな航路なのです、 房総半島のシーサイドラインを堪能し、さらに林道を少し走ってフェリーターミナルに到着したのは午後4時半頃。次の出航時間まで1時間近くあるので、ターミナル内をブラブラします。 千葉県の特産品やお土産が購入できる「食彩市場」を見ていると、勝浦担々麺や鯨のたれ、マックスコーヒーなど、千葉県ならではのお土産や、東京湾フェリーのグッズも販売しています。そこで目に留まったのが、冷凍の「金谷フェリー名物 アジフライ」です。名物のアジフライと聞いたら食べたくなるではないですか! ターミナル内のレストラン「波留菜亭(はるなてい)」で提供しているアジフライということなので行ってみましたが、なんと定休日……。営業時間を見ると平日は15時半、土日祝日は16時までなので、どちらにしても営業終了なのでした。
食べられないとなると、余計に食べたくなるもの。ふと反対側を見ると「Burgershop」という文字が見えます。ハンバーガーでお茶を濁すかと近づくと「鯵バーガー」と書かれたノボリが立っています。これはもしや? と「Burgershop Ryo-sea」の前まで行くと、メニューが貼られたボードにアジフライを使った「漁師バーガー」なるものがドーンと輝いています! しかも「レストランで人気のアジフライをハンバーガーにしました!」というコピーが書いてあります。 これは見逃せません。ほかにも「アジメンチバーガー」や「アジの竜田揚げ」、さらに「地元で養殖されている鯛を使用」という「鯛バーガー」まであります。 ハンバーガーだったら2個食べれるだろうかと悩みましたが、絶好調に空腹というワケでもないので「漁師バーガー」とポテトのセットを券売機で購入しました。 食券をカウンターで渡すと、6分ほどかかるとのこと。と言うことは、揚げたてのアジフライが食べられるということです。ちょっと嬉しくなる筆者でした。