知れば知るほど面白い 自動車メーカーのエンブレムの意味 54選 前編
AMG
今日よく見かけるAMGのロゴは、3文字のアルファベットが描いてあるだけだ。非常にわかりやすいが、非常に退屈でもある。しかし、もっと凝ったデザインのエンブレムも持っている。 上に書かれたアファルターバッハ(Affalterbach)はAMGの工場があるドイツの町の名だ。円の左側にある木と小川はこの町の旗を模したもので、バルブとスプリングは工場を表している。このエンブレムは、最新のAMG車にも見ることができる。
アストン マーティン
ブランド名の後半は、同社の共同創設者の一人であるライオネル・マーティン氏に由来し、前半は彼が成功を収めたアストン・ヒルクライムレースに由来する。エンブレムの「ウィング」は1927年にスピードを象徴するものとして選ばれ、これはベントレーの「ウィングドB」から着想を得たものと言われている。 2022年、同社初のEVモデルの発売を控え、顧客層を広げるためにシンプルなデザインに一新された。
アウディ
アウディの創設者であるアウグスト・ホルヒ氏は、自身の名を冠した会社(ホルヒ)を去った後、再び同じ名を使用する権利は認められなかった。新会社の名称として「アウディ」を提案したのは彼の息子だ。ホルヒ(Horch)はドイツ語で「聞く」を意味し、アウディ(Audi)はそれと同じ意味のラテン語である。 4つの輪が連なったエンブレムは、4つのブランド(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー)が合併したアウトウニオンに由来する。各ブランドを表す輪が重なり合い、団結を表している。輪の色はドイツのナショナルカラーであるシルバーだ。 2022年、訴求力とブランド認知度を高めるために平面的な2次元デザインに変更され、細い黒い枠で囲まれた。
ベントレー
ベントレーは第一次世界大戦中に航空機エンジンの製造を開始したため、翼をエンブレムとするのは自然な選択だった。シルバーカラーは洗練性を表している。両側の羽根は奇数枚あり、歴史の中で変化してきた。