【阪神JF】米国馬メイデイレディは13着大敗 海外調教2歳馬初のJRA参戦は苦い結果に終わる
[GⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ=2024年12月8日(日曜)2歳牝、京都競馬場・芝外1600メートル] 海外所属の2歳馬として初めてJRAのレースに参戦した米国のメイデイレディ(J・リー)は4番人気に推されたものの13着に大敗。2019年以来5年ぶりのJRA騎乗だった鞍上のランフランコ・デットーリとともにチャレンジした日本の2歳女王決定戦を制することはできなかった。 レースは、外枠から好スタートを切り、仕掛けて外5番手を進む形。ただ、4角手前あたりではすでに手応えが悪くなり、直線あっさりと馬群に沈んでしまった。 この秋は近年最多の外国調教馬がJRAのGⅠ競走に参戦しているが、ここまで7頭すべて馬券外に消えている。 世界的名手のデットーリはこれまでJRAでGⅠを4勝。2005年ジャパンカップ(アルカセット)に続く、19年ぶり5つ目のタイトルを勝ち取り、デットーリジャンプ(フライングディスマウント=勝利時に馬の背からジャンプするように飛び降りる)を期待するファンも多かったが、残念ながらそれは実現されなかった。 【2024年秋にJRA・GⅠに出走した海外所属馬とその着順】 スプリンターズS=ビクターザウィナー6着、ムゲン13着 マイルCS=チャリン5着 ジャパンカップ=ゴリアット6着、オーギュストロダン8着、ファンタスティックムーン11着 阪神JF=メイデイレディ13着
東スポ競馬編集部