横山琉人騎手が30日騎乗停止から復帰 ターコイズSでフィールシンパシーに騎乗
不適切な通信で30日間の騎乗停止処分を受けていた横山琉人騎手(21=相沢)が、今週から戦列に復帰する(14日中山、15日中京)。3月16日と5月25日に、自身は調整ルーム入室義務期間外だったが、入室義務期間中の永野猛蔵騎手(当時)と通信した事実が明らかになり、11月14日から12月13日まで騎乗停止となっていた。「反省して処分を受け止めました。返信した行為が適切ではありませんでした。急な騎乗停止だったので依頼していただいた方々には申し訳なく思っています。1カ月は長いようであっという間でした。一からのスタートで頑張ります」と自省の弁を述べた。 いきなり重賞のターコイズS(G3、芝1600メートル、14日=中山)にも騎乗する。過去19戦騎乗して4勝を挙げているフィールシンパシー(牝5、小島)を引き続き依頼された。「復帰する週から乗せていただけるのは本当にありがたく、馬主さんや調教師さんには感謝しかありません。1つの目標として頑張れました」。昨年のターコイズSは逃げ粘って2着。今年4月の福島牝馬Sは好位から首差2着と、タイトルまであと1歩の位置にいる。「中山マイルは一番相性がいいコース。自信を持って乗りたい」と気持ちを高めていた。【岡山俊明】