新型コロナ対策の希望~ウイルスを死滅させる装置を発明
そこで道脇が発明したのは、工事のスピードを10倍にする方法だ。作ったのは、コンクリート板をつなげる連結器具。 今まではミリ単位の正確な設置が必要だったが、道脇式ならだいたいの場所におけばOK。ネジを締める力でコンクリート板を動かし、正確な位置に調整できるようにしたのだ。
これなら間にコンクリートを打つ必要もなく、作業時間は以前の10分の1に。インフラ工事に革命が起きるかもしれない。 「今日の非常識を明日の常識にするのがイノベーションだと思っているので、“明日の常識”をつくっていきたいと思います」(道脇) ※価格は放送時の金額です。 ~村上龍の編集後記~ 道脇氏に聞いた。「小さいとき友だちはいたか」。彼は、友だち?と、不思議な表情をした。意味がわからないのではと思った。就学前くらいまで耳がよく聞こえなかった。そのため文字が苦手だった。聴力は徐々に戻ったが、小学校の低学年ではひたすら機械を分解した。Dr.AIRは深紫外線を増幅させ、超高濃度紫外線空間を作り出すことにより、吸い込んだ空気を装置内に0・05秒以上かけて通過させることで測定限界値以上のウイルス除去を実現、といっても、わけがわからない。天才は日本酒が好きらしい。天才が教えてくれた日本酒はすごくおいしかった。 <出演者略歴> 道脇裕(みちわき・ひろし)1977年、群馬県生まれ。1988年、小5で小学校を自主退学。1996年、自動車事故を経験に緩まないネジの構造を思いつく。2009年、ネジロウ創業。2021年、メタルワンとの合弁会社ネジモ設立。 ※「カンブリア宮殿」より
テレ東プラス