【浦和記念】JRA4歳馬が6馬身差圧勝で重賞初制覇!Cデムーロ騎手「久々の浦和で勝ててうれしい」
◆第45回浦和記念・Jpn2(11月20日、浦和・ダート2000メートル、稍重) 第45回浦和記念・Jpn2が20日、浦和競馬場の2000メートルで11頭(JRA4、南関東5、他地区2)によって争われ、JRAのアウトレンジ(Cデムーロ)が重賞初勝利。6馬身差の2着に川崎のライトウォーリア(吉原寛)、さらに2馬身差の3着にJRAのメイショウフンジン(酒井)が入った。連覇を狙ったディクテオンは4着。なお、地方所属で2着だったライトウォーリアには東京大賞典・G1(12月29日、大井)への優先出走権が与えられた。 【データで見る】アウトレンジの血統、戦績 砂の新星の誕生だ。前年の覇者を破ったのはアウトレンジだった。「2頭が速く行くと思った」という大久保調教師の読み通りの展開で、メイショウフンジンとダイシンピスケスを前に見ながら3番手を追走。4コーナーで早め先頭に立つと、直線は後続を離す一方。2着に6馬身差の完勝を決めた。 「小回りの浦和は合うと思っていた。また、地方のレースに参加できれば」とトレーナー。また、Cデムーロは日本語でインタビューに答え「いいスタートで、いいポジション。状態は良かったし、いい競馬だった。久々の浦和で勝ててうれしい」と、ファンの声援に手を振った。 ◆アウトレンジ 父レガーロ、母クイーンパイレーツ(父キングカメハメハ)。栗東・大久保龍志厩舎所属の牡4歳。北海道新冠町・(株)ノースヒルズの生産。通算12戦6勝(うち地方1戦1勝)。総獲得賞金は1億2692万8000円(うち地方4000万円)。重賞初勝利。馬主は寺田寿男氏。
報知新聞社