重賞2着馬が1年7カ月ぶりの復帰戦 昨年皐月賞以来の実戦でオープン入りなるか
昨年の共同通信杯で2着だったタッチウッド(牡4、栗東・武幸四郎厩舎)が、日曜東京11Rのアーモンドアイカップ(3歳上・3勝クラス・芝2000m)で待望の復帰戦を迎える。 【写真】タッチウッドこれまでの軌跡 タッチウッドは父ドゥラメンテ、母アメージングムーン、母の父アドマイヤムーンの血統。母は12年のファンタジーSの3着馬。半兄のノースブリッジは22年のエプソムC、23年のAJCC、今年の札幌記念の勝ち馬。近親にはローレルゲレイロやディープボンドなどの活躍馬が並ぶ。21年のセレクションセールで4200万円(税抜)で取引された。 ここまで3戦1勝。22年11月に阪神でデビュー勝ち。昨年2月の共同通信杯では出遅れから巻き返してハナへ。ファントムシーフにはかわされたものの、後のダービー馬のタスティエーラ(4着)に先着する2着に健闘し、ポテンシャルの高さを示した。続く皐月賞は折り合いを欠いて13着に大敗。その後に故障を発症したため、今回が約1年7カ月ぶりの実戦となる。 長期ブランクは割引だが、3勝クラスでは明らかに素質上位だ。しかも鞍上は頼れるC.デムーロ騎手。いきなりから勝ち負けとなっても決して驚けない。