大谷翔平が“今の成績ペース”で狙えるのは三冠王でも連続本塁打王でもなく…ベッツやトラウトが達成済の大記録、さらに「過去5人だけの偉業」
大谷もイチローと同じくケガに強い
日本円にして10年約1015億円という超大型契約を結んだ大谷は「1年でも長くチーム、ファンの期待に応え続けるにはどうすればよいか」を考えているはずだ。 大谷はトミー・ジョン手術など、右ひじのじん帯再建手術を2回受けているが、それ以外では日ハム時代の2017年オフに内視鏡による足関節の有痛性三角骨の除去手術、1回目のトミー・ジョン手術後の2019年シーズン途中に左膝の分裂膝蓋骨の手術を受けているが、いずれも予後はよく、プレーに支障は出ていない。さらには今年5月には牽制球が当たって左太もも裏の打撲を負ったが、戦線離脱せずプレーを続けている。 イチローもそうだったが、大谷もケガや故障に強い選手なのだ。
鈴木誠也や吉田が苦しんでいる姿を見ると…
大谷は打つだけ、投げるだけでなく、走塁でもリーグトップクラスである。走るというプレーも加わるのはリスクも大きいのだが、それをうまくかいくぐって活躍している。それも大谷の凄いところだ。鈴木誠也や吉田正尚など、MLBに来てから故障に悩まされている選手を見るにつけ、そう思う。 MLBでは「30本塁打30盗塁」を達成した選手は「30-30クラブの一員になった」という。今季、まずは日本人初、そしてDH初の「30-30クラブ」入りを目指すべきだろう。
(「酒の肴に野球の記録」広尾晃 = 文)
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