巨人が若林楽人を登録 松原とのトレードで西武から移籍26歳「遠慮することなく全力で」初1軍に闘志
日本野球機構（NPB）は28日、出場登録・抹消選手を公示。巨人が若林楽人外野手（26）を登録した。若林はこの日に1軍に合流。右翼でノックを受けた後は一塁で阿部監督、亀井外野守備走塁コーチと走塁について会話。フリー打撃は岡本和、吉川、ヘルナンデスの班で行った。 【写真】＜巨・広＞逆方向へ――。黙々と打撃練習する若林 1軍での練習後、取材に応じた若林は「遠慮することなく、自分のできることを全力でやりたい」と意気込んだ。 24日に発表された松原聖弥外野手（29）との交換トレード。26日に入団会見を行った若林は「スピード感ある野球が持ち味。一からのスタートだと思ってプレーしていきたい」と意気込みを語っていた。その後、イースタン・日本ハム戦に「3番・左翼」で出場。移籍後初めて巨人のユニホームを着てのプレーだったが、4打数無安打だった。 新人だった21年に44試合の出場で20盗塁をマーク。チームに手薄な右打ちの外野手で、西武時代に2軍では二塁手でも出場。「（内野は）まだまだへたくそ。チャンスがあるならもっともっと練習して、そういうところに関わっていきたい」と意欲を示していた。 ◇若林 楽人（わかばやし・がくと）1998年（平10）4月13日生まれ、北海道出身の26歳。駒大苫小牧から駒大を経て20年ドラフト4位で西武入り。通算成績は127試合で打率.230、6本塁打、25打点、29盗塁。1メートル77、75キロ。右投げ右打ち。
