VCARBがリカルド離脱を発表&今季残り6戦はローソンが参戦…メキエス代表もこれまでの献身に感謝「笑顔を絶やさない男」|F1
VCARB F1チームは現地時間26日、ダニエル・リカルドがチームを離脱し、2024年第19戦アメリカGP~第24戦アブダビGPの6レースについて、リアム・ローソンが参戦することを正式発表した。 【動画】ノリスがシンガポールGPを制す!初のポールトゥウィン&キャリア3勝目! 2位フェルスタッペンを突き放す完璧なレース チーム代表のローラン・メキエス氏はリカルドについてこのように感謝の言葉を述べている。 「ダニエルはここ2シーズンにわたり、私たちとともにあらゆることに尽力してくれた。そのことについてVCARBのチーム全員が彼に感謝している」 「素晴らしい姿勢でダニエルはチームに多くの経験と才能をもたらし、それがチーム全員のチームスピリットの育成と成熟に役立っている。ダニエルはコース内外で真の紳士であり、いつも笑顔を絶やさない男だ。彼がいなくなるのは寂しいけれど、彼がレッドブルファミリーで成し遂げたことは偉大なことだし、常に特別な位置を占めるドライバーであり続ける」
そして入れ替わる形で今季終盤6レースを戦うローソンについてはこう言及した。 「この機会にリアムを改めて歓迎したいと思う。彼はすでにチームのことをよく知っているし、昨シーズンは私たちのために走り(オランダGPから5戦、リカルド欠場の穴を埋めた)、困難な状況にもうまく対処したし、今回のスイッチは自然な移行になるだろう」 「レッドブルファミリーの若い才能が次のステップに進むのを見ることは、素晴らしいことだ。私たちは、残りのシーズンに一緒に集中して取り組むことを楽しみにしている」 1989年生まれ、現在35歳のリカルドはオーストラリア出身のドライバーで、2011年にHRTからF1デビュー。トロロッソ、レッドブル、ルノー、マクラーレン、アルファタウリ(元トロロッソ、現VCARB)と渡り歩き、258レースに参戦した。3度のポールポジション、8度の優勝を誇る。 今季はシーズン途中からチーム離脱のうわさが絶えない状況となっていたが、第18戦シンガポールGP限りでVCARBを離れることとなった。