【四日市競輪・GⅢ泗水杯争奪戦】新山響平が通算5度目のGⅢ制覇
四日市競輪の開設73周年記念『泗水杯争奪戦』(GⅢ・ナイター)は最終日の10日、12Rで決勝が行われ、新山響平(31)=青森・107期=が主導権を奪った中野慎詞の番手からまくり切り、郡司浩平と同着Vとなった2020年3月の玉野記念以来、通算5度目のGⅢ優勝を飾った。 ◇ レースは、前受けの伊藤-井上の後ろに柴崎が続く。中野-新山-佐藤-大森が中団を占め、寺崎-三谷が後方で周回を重ねる。青板から上昇した寺崎が中野にフタをすると、中野は6番手に下げた。赤板2角から中野が一気にカマして出切ると大森は離れ、寺崎が4番手。寺崎が最終BSからまくり上げるが、合わせて新山が番手から踏み上げて押し切った。寺崎が2着に入り、佐藤が3着。 ◆新山響平「まずはラインに感謝したい。これを取りこぼしたら次はないと思っていたのでよかった。(22年GI競輪祭以来)2年ぶりの優勝なのでホッとしたし、うれしい。これからも頑張ります」