人気漫画『1122』実写ドラマ化!夫婦でクリエイターな監督&脚本家の仕事の距離感とは?
Prime Videoで配信中のドラマ『1122 いいふうふ』で初めてタッグを組んだ今泉力哉さんとかおりさん夫妻。今回は、同じクリエイターとして、生活を共にするパートナーとして、3人の子育てをする戦友として、絶妙なコンビネーションを見せる二人の関係性を深掘り。 【写真】ドラマ『1122』夫婦でクリエイターな監督&脚本家にインタビュー
『1122 いいふうふ』STORY フリーランスのウェブデザイナーとして働く一子(高畑充希)と、文具メーカーで働く二也(岡田将生)は、結婚して7年目を迎えた気の合う夫婦。何でも話せる親友でもあり、側から見れば羨ましいほど理想的なパートナーだが、実は性生活は2年もストップしている。彼らの結婚生活は“婚外恋愛許可制”の公認という、秘密の協定によって支えられていた…。2024年6月14日からPrime Videoにて世界独占配信。
変に気を遣うことなく、こだわりを話せたのも楽でした(力哉さん)
──仕事の現場と家庭、共に過ごす時間が長かったのではないかと想像しますが、お互いに気持ちよく過ごすためのルールや距離感などは意識されていたのでしょうか? 力哉さん 特にないですね。俺は基本的に喫茶店とか家とは違う場所じゃないと仕事ができないので、ずっと家で一緒に作業することもなかったし。あなたは作中の一子(いちこ)みたいに、リビングのテーブルで脚本を書いていたよね? かおりさん そうだね。私は子どもたちが学校に行ってから帰ってくるまでの間を執筆時間と決めていたから。ただ、当時は夫が別の作品の撮影もしていたので、あまり家にいなくて。帰ってきたときに脚本を見せて相談する感じでした。 力哉さん 妻とは変に気を遣うことなく、こだわりを話せたのも楽でした。脚本に対して提案や相談をしたときに「監督に言われたから直します」じゃなくて、「ここは絶対に残したほうがいい」というやりとりができる。 もちろん、そういう人だと思うから依頼したし、自分の場合は普段一緒に仕事をする脚本家の方たちとも対等に話せますが、脚本家と監督の関係ってどうしても“監督が絶対”になってしまうケースもあると思うので。