潔癖症の妻は「年1回」家中のタオルを新調します。洗濯もしているし何年かは使えるのではないでしょうか?
毎日使う手拭きタオルやバスタオルですが、洗濯はマメにしているとはいえ、どのくらいのペースで買い替えたらいいのか迷う方もいるでしょう。 そこで本記事では「タオルの買い替え時期」について、アンケート結果を基に解説します。タオルに発生する菌や、買い替え時期の目安なども紹介します。タオルの買い替え時期に悩む方はぜひ参考にしてください。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
タオルの買い替えは平均で1年程度
KBツヅキ株式会社が行った「タオルに関する実態調査」によると、毎日使うタオル(バスタオルや手拭きタオルなど)の買い替え頻度は「1年」が最も多く、次いで「6ヶ月」「3ヶ月」となっています。一方で、3年以上使っている人も1割近くいました。 なお、タオルを買い替えようと思ったきっかけは、以下の通りです。 ●見た目の劣化(色褪せ・黄ばみ・破れなど)(55%) ●手触りが悪くなる(ごわごわする)(43%) ●においが気になる(38%) 「見た目」「手触り」「におい」をチェックポイントに、買い替えを検討しているようです。 ■タオルに付着する菌について タオルにはたくさんの菌が付着しているといわれています。タオルの菌が増殖する要因には、皮脂汚れ・水分・温度・pH(酸性・中性・アルカリ性を示す単位)などがあり、それぞれ適した育成条件があります。 たとえば、以下の条件で菌が繁殖しやすいといわれています。 ●湿度が高い環境 ●濡れたままで放置する ●何日も同じタオルを使う また、タオルの部屋干し臭の原因は、「モラクセラ菌」という菌の糞が原因であるといわれています。タオルが乾くまでの時間が長いほど菌が繁殖しやすいため、湿度の高い季節や湿気がこもりやすい場所で乾燥をする際は注意が必要です。 なお、アンケート結果では、「タオルを部屋干ししている」という回答が6割も見られました。天気が良くても花粉や黄砂の付着を避けるために、部屋に干す人もいるようです。 部屋干しは、菌が繁殖しやすい条件がそろいがちです。以下は、菌を防ぐために自宅でできることの一部ですので、ぜひ試してみてください。 ●洗濯乾燥機の使用(高温乾燥機だとなおいい) ●熱湯に浸す(ただし、お湯から取り出したらすぐに洗濯乾燥する) ●漂白剤を使用 ●抗菌タオルを使う 短い時間で乾かす工夫や、菌を減らすような工程があります。