日本の住宅事情に合う「クリスマスツリー」の選び方とインテリアから逆算する飾り方
シンプルなお部屋にはどう飾る? インテリアに合わせたツリーのアイデア
ツリーを飾ってみたら、お部屋の雰囲気に合わず浮いてしまったという経験がある人もいるでしょう。そうならないためにはどういったことを気をつければよいのでしょうか? ・インテリアの色味や質感に合わせてツリーを選ぶ 「日本で最も一般的なのが、松やもみの木を模したツリーです。その多くは鮮やかな緑なので、シンプルなインテリアややわらかな色味で統一されたお部屋に置くと、主張が強くなりすぎてしまうことがあります。 その場合は、白や淡い青緑色のツリーを選びましょう。これなら落ち着いた雰囲気に仕上がり、お部屋にも調和します」 「反対に、白を基調としたお部屋やモノトーンで統一されたお部屋の場合は、黒に近いダークトーンのツリーを選んで、アクセントにするのもおすすめです」 ・お部屋のテイストに合ったツリーやモチーフを選ぶ たとえば和室や、和モダン、ジャパンディなど和のテイストを取り入れたお部屋には、和の要素を全面に取り入れたツリーを飾るのがおすすめだそう。 「和風のお部屋には、生木や白いブランチ(枝)、または茶色い枯れ木を使ったツリーがとてもよく合います。イルミネーションを巻くだけでも、和の雰囲気にうまく溶け込む落ち着きと上品さが生まれますよ」 「オーナメントには、和のモチーフや和紙を使った小物を取り入れてみましょう。和紙素材の折り紙でサンタクロースや星を折ったり、折り紙で風船のような立体的な形をつくって、提灯のように飾ったりするのもおすすめです。ファミリー世帯なら、親子で一緒に折り紙を折ってツリーに飾れば、楽しい思い出作りにもなりますね」 ・「統一感」よりも「華やかさ」を意識して お部屋の雰囲気に合わせることも大切ですが、統一感を優先しすぎると、きれいにまとまりすぎて単調に感じる場合もあります。 「この時期にだけ楽しめる独特の華やかさも、クリスマスツリーの魅力。そのため、部屋に溶け込みすぎると、ツリーらしさが失われてしまいます。完全に部屋と同化させるのではなく、適度に差し色や目を引くポイントを加えて、ツリーの存在感を際立たせましょう」