トキエア、18日も全便欠航 3日連続
新潟空港を拠点とするトキエア(TOK/BV)は、あす12月18日も全便欠航する。15日にATR72-600型機の初号機(1クラス72席、登録記号JA01QQ)の整備作業が中部空港で発生し、16日から2機あるATR72をいずれも運航していない状況が続いており、全便欠航は18日で3日連続となる。 【写真】就航を予定しているトキエアの3号機ATR42 トキエアは現在3路線運航しており、新潟-札幌(丘珠)線と仙台線をそれぞれ1日1往復ずつ、新潟-中部線を月曜と金曜、土曜、日曜の週4日運航。このため、16日月曜は3路線すべてが欠航となり、17日と18日は丘珠線と仙台線の2路線が欠航、中部線は運航のない曜日となる。3日とも運航を計画していた便がすべて運航できない状態といえる。 航空券の予約は、丘珠線と仙台線は19日木曜から、中部線は運航がある20日金曜以降は予約できる状態になっている。一方、17日午後10時55分の時点で、トキエアのウェブサイトやSNSに欠航に関する告知は出ておらず、ウェブサイトの「運航情報」を閲覧すると各路線の欠航などが表示されるのみとなっている。 2機のATR72のほか、トキエアは3号機として1クラス46席予定のATR42-600型機(登録記号F-WNUJ、日本登録時JA03QQ)を受領。ATRの最終組立工場がある仏トゥールーズから12月7日に那覇空港へ到着したが、路線投入する準備を進めている段階で、就航日は決まっていない。
Tadayuki YOSHIKAWA