メルセデス・ベンツ　Vクラス次期型EV プロトタイプ　スパイショット

メルセデス・ベンツは現在、電動クロスオーバーSUV「GLC EV」を開発中だが、その最終デザインに関する情報を入手、おなじみKOLESA RUが予想CGを制作した。新型GLC EVは、電気およびハイブリッドパワートレインを搭載した車向けに特別に設計されたMMA（メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャー）プラットフォームを採用、これにより第1世代モデルと比較して、はるかに効率的な作業基盤が得られ、より高度なバッテリーパックや、よりインテリジェントにパッケージ化された電気モーターを使用することが可能になるだろう。本来は「EQC」第2世代だが、同ブランドでは「EQ」を終了させる方向のため、次世代型では「GLC EV」を名乗ることに 【画像】メルセデス・ベンツ　GLC EV の予想CG 同ブランドは2018年、電動EQブランド初のモデルとして「EQC」を発売したが、生産の遅れなどの理由から販売不振になった。一方GLCは、2016年に初代が発売、第2世代となる現行型は2022年に登場している。今回紹介するGLC EVは、電動パワートレインをベースとしているため燃焼エンジン搭載のGLCとは全く別の車であり、最終的に販売に失敗したといえるEQCの実質的な後継モデルであるとともに、現在開発が進められている「CクラスEV」のSUV版となりそうだ。 本来は「EQC」第2世代で良いと思うが、同ブランドでは「EQ」の名前を捨てるとことが予想されており、次世代型では「GLC EV」を名乗ることになりそうだ。 プロトタイプはカモフラージュでディテールを完全隠しているが、予想CGでは、EQCに近いプロポーションが見てとれる。そのフロントエンドは、同社の電動モデルと大きく異なり、グリルレスのノーズ、大型ヘッドライトを装備、左右がLEDライトバーで接続される。 側面では、フラッシュドアハンドルが確認できるほか、後部では、テールライトとLEDストリップバーを装備、ナンバープレートは引き続きリアバンパーに配置されている。 新型GLC EVは、電気およびハイブリッドパワートレインを搭載した車向けに特別に設計されたMMA（メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャー）プラットフォームを採用する。これにより第1世代モデルと比較して、はるかに効率的な作業基盤が得られ、より高度なバッテリーパックや、よりインテリジェントにパッケージ化された電気モーターを使用することが可能になる。また、ポルシェ「マカン」と同様に、充電とパフォーマンス機能の両方に役立つ800Vの電気アーキテクチャを搭載すると予想されており、航続距離も大幅に改善。先代の400kmから800kmへ大幅な向上が期待されている。