ソニー半導体、24年度2Q売上高は過去最高も通期は下方修正
グループ全体の通期売上高は上方修正
2024年度第2四半期のグループ全体の連結業績をみると、売上高は金融分野と映画分野で大幅減収となったものの、I&SS分野のほかゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野で大幅増収、音楽分野およびエンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)分野でも増収となったことから、前年同期比3%増の2兆9056億円で着地した。営業利益も映画分野で大幅減益となったが、I&SS分野およびG&NS分野、金融分野で大幅増益、音楽分野、ET&S分野でも増益だったことから同73%増の4551億円となった。純利益は同69%増の3385億円だった。 グループ全体の2024年度通期予想についても、I&SS分野および映画分野の見通し下方修正およびG&NS分野の上方修正を踏まえた結果、売上高を前回予想から1000億円増の12兆7100億円に上方修正した。
EE Times Japan