トヨタが謝罪「愛が足りませんでした」。解説動画を修正 ⇒「すごい自然になったのだ」「お客様を大切にされてますね」称賛相次ぐ
世界的な自動車大手「トヨタ」が11月13日、公式SNSでお詫びを投稿。わずか1日足らずで7800件以上の「いいね」が寄せられるなど話題になっています。 【動画を見る】トヨタが「愛が足りませんでした」と謝罪した動画のビフォーアフター これはトヨタ自動車(@TOYOTA_PR)のX(旧Twitter)アカウントが、10月30日にオウンドメディア「トヨタイムズ」(@toyotatimes)がXで公開した動画について、起用したキャラクターへの「愛が足りませんでした」と謝罪。改善版の動画を投稿したというものです。 「お客様を大切にされてますね」「愛に溢れている」と好意的なコメントが多く寄せられています。
解説動画などでおなじみの「ずんだもん」起用
動画はHEV(ハイブリッド車)、FCEV(水素燃料車)、BEV(電気自動車)について、性能や特性などを比較しながら紹介するというもの。 動画内の解説役として、SSS合同会社が企画・運営するキャラクター「四国めたん」と「ずんだもん」が使われていました。いずれもYouTubeなどの解説動画でよく使われるキャラクター。しゃべり方も特徴的で、ずんだもんは語尾が「なのだ」、四国めたんは「~かしら」などお嬢様口調でしゃべるケースが多いことで有名です。 しかし、トヨタイムズの動画ではこれらの口調が再現されていませんでした。「のだ口調じゃないずんだもんでなんか笑ってしまう」など、違和感があるといったコメントが寄せられていました。
「お詫びと改善」と題し、謝罪と改善版の動画を投稿
トヨタ自動車は「お詫びと改善」と題した今回の投稿で、「ずんだもんの口調に違和感がある」というコメントが多くあったことを報告。 「大変申し訳ございません。ずんだもんへの愛が足りませんでした」と謝罪し、「改善版の動画を作成いたしましたので、もう一度アップいたします。今後、再発防止に努めさせていただきます」と動画を再度投稿しました。 再投稿された動画ではずんだもんの「比較してみよう」というセリフが「比較してみるのだ」に変更されているなど、おなじみの語尾に修正されています。また言及はなかったものの、もう一人のキャラクター「四国めたん」のセリフも「結局どれを選べば良いんだ?」というセリフが「結局どれを選べば良いのかしら…?」とキャラクターに馴染みのある口調に改善されていました。
好意的な反応多数寄せられる
この投稿にSNSでは、 「すごい自然になったのだ」 「改善版という言い方好き ものづくりへの姿勢が動画にも出てるのかも」 「口調がいつものになっててめっちゃ聞きやすい!」 「お客様を大切にされてますね」 「ずんだもん愛に溢れている」 と、真摯な修正への好意的なコメントが寄せられ、盛り上がりを見せていました。
BuzzFeed Japan