加古川小2女児刺殺の容疑者、神戸地検が鑑定留置開始…刑事責任能力の有無見極める
兵庫県加古川市で2007年、小学2年の女児(当時7歳)が刺殺された事件で、神戸地検は11日、殺人容疑で再逮捕された無職勝田州彦(くにひこ)容疑者(45)に対する鑑定留置を始めた。期間は来年3月14日まで約3か月間。地検は専門医による精神鑑定で刑事責任能力の有無を見極め、起訴の可否を判断する。
勝田容疑者は11月7日、同県たつの市で06年に小学4年の女児を刺したとして殺人未遂容疑で兵庫県警に逮捕され、その後、加古川市の事件について殺人容疑で再逮捕された。逮捕前の任意聴取に両事件への関与を認めていたが、再逮捕後は黙秘している。