断熱等級6の家で”結露すごい&エアコン効きにくい”から解放! 「子育てエコホーム支援事業」補助金も活用 Oさん家族【断熱新時代・住宅実例】
光熱費削減のほかにも、オール電化にして良かったことがあるという。 「最新のIHクッキングヒーターの湯沸かしの早さに驚いています。お茶を淹れたり、パスタを茹でるときなど、たっぷりのお湯を沸かす時、以前はウォーターサーバーのお湯をよく使っていたんです。今は早くお湯が沸くので使わなくなりました。子どもたちを待たせることなく夕飯の支度が捗って、とても助かっています。以前の社宅マンションは今より狭い空間でしたが、光熱費は今より数倍高かったから、新居の性能にこだわって本当に良かったなと実感しています」(妻)
日々の発電量がグラフで表示されるので変化がわかりやすい。
安心して子育てできる広さと環境
寝る時以外は1階のLDKで家族揃って団らんのひとときを過ごすことが多いというOさん家族。 「LDKは広くして、家族みんなで一緒に過ごせる間取りになっています。キッチンカウンターで仲良く並んで勉強ができるように、学習チェアも揃えました。まだ下の子たちは未就学なので、LDKに隣接する和室におもちゃ箱を置いて、子どもたちがのびのび遊べるスペースもつくってあります。和室にもエアコンは設置してあるのですが、今のところLDKのエアコン一台しか使っていません。断熱性能の高い構造のおかげで、和室のドアを開けていても、十分に快適に過ごせる温度環境が保てています。全熱交換型24時間換気システムのおかげで、室内の空気もカラッとしているんです。梅雨時期もジメジメせず、かなり過ごしやすいですよ。何より、結露に悩まされることがなくなって、とてもうれしいですね」と妻。
家族そろって仲良く過ごせる広いLDK、そして安心して快適に過ごせる温度環境にとても満足している、と住み心地の良さを語ってくれたOさん夫妻。取材中も元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの姿が印象的だった。社宅マンションから2階建て高性能住宅へと、広さも住宅性能もグレードアップした結果、家族の健康にも、家計にもやさしい暮らしを手に入れたようだ。 ●取材協力 敷島住宅
馬場敦子
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