今年こそ年末に「帰省」したいと思ったら飛行機代が「片道3万円」であきらめモード…年末帰省しない人はどれくらいいますか?
遠方に住む親の元へ帰省しようと考えてはいても、交通費の高さから断念する方もいるでしょう。年末年始に帰省できないと、親の様子を見られなかったり会えないことへの罪悪感を持ったりする方もいるかもしれません。 帰省が難しいときは、帰省の代わりになる方法や費用が足りないときの対処法も検討しましょう。今回は、年末年始に帰省しない方の割合や帰省費用、帰省が難しいときの対応方法などについてご紹介します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
年末年始に帰省しない人はどれくらい?
株式会社AlbaLinkが2023年11月に、実家から離れて暮らしている男女500人に対して実施したアンケート調査によると、実家に帰る(帰省する)頻度で最も多い回数は年2回の18.6%、次に年1回で18.2%でした。 また、帰省するタイミングで最も多かったものは「年末年始」で50.6%、次点で「夏休み・お盆期間」の41.6%です。年末年始のタイミングで帰省しない方は約5割いると考えられます。 同アンケートでは実家に帰りたくない理由も調査しており、1位の理由は「実家が遠い」でした。新幹線や飛行機が必要な距離は多額の費用がかかるため、年末年始であっても帰省しない方も少なからずいると考えられます。
帰省にはいくらかかる?
今回は、東京(羽田)から福岡(博多)まで飛行機で帰省する場合と、新幹線で帰省する場合の費用を比較しましょう。条件は以下の通りです。 ●飛行機は日本航空株式会社ホームページの国内航空券検索を使用 ●新幹線は西日本旅客鉄道株式会社が運営する「JRおでかけネット」の乗換案内を使用 ●新幹線の往復割引は適用しない ●日程は2024年12月30日~2025年1月2日 ●乗る時間帯は往復ともに10時台 まず、飛行機を利用した場合の料金は行きが4万4474円、帰りが3万2770円の合計7万7244円です。一方、新幹線を利用すると、片道2万4010円、往復4万8020円になります。 どちらを選択しても、4万円以上の費用が発生します。生活費に余裕がなかったり今後のために貯金をしたかったりするときは、帰省をあきらめざるを得ないケースもあるでしょう。 新幹線のほうが安い金額ですが、東京から博多まで約5時間かかります。一方、飛行機だと2時間前後で到着するため、費用と所要時間を比較して自分に合った交通手段を選びましょう。