2年目の「あいちウィーク」 企業にじわり浸透 親子で楽しむ催事やサービス拡充
また、「トヨタ産業技術記念館」(名古屋市)と「トヨタ博物館」(長久手市)は小学生の入場料を無料にするほか、ミツカングループが運営する「ミツカンミュージアム」(半田市)も25日の入館料を無料とする。 有給取得を推奨 県の休み方改革に賛同する企業は現在1120社と、昨年の同時期と比べて1・5倍に増えている。 名鉄は昨年に続いて全社員に有給取得推奨を通達。担当者は「各部署内で有給取得しやすいように協力しており、子どものいる社員は積極的に取得している」と話す。名古屋銀行は、昨年から「休み方改革特別休暇」を設定している。 総合建設業の七番組(本社半田市)は昨年、全社員84人があいちウィークに、1日の特別休暇を取得できる制度を導入。今月、県から「あいちウィーク休暇特別賞」を受賞した。昨年の取得率は85%だったという。県担当者は「あいちウィークの認知度は体感で、6~7割。引き続き啓発したい。当週間がさらに盛り上がるように協賛事業の協力もお願いしたい」と話している。