実働時間はほぼゼロ!夏は「動かない掃除」でキレイに<キッチン編>
暑い夏は、掃除がいちばん面倒くさい時期。でも汚れやニオイも気になる…。できるだけ「ほったらかし」で「動かない」省エネ掃除で、ラクにキレイを保ちましょう! 家事の手間をなくす達人akiさんに、夏こそおすすめの掃除ワザを教わりました。 【画像で見る】お湯のため方がポイント!シンクのほったらかし掃除 * * * ▶教えてくれたのは akiさん 面倒くさがりやという性格を武器にし、「1歩も動かない」「秒でできる」家事や片づけを実践、紹介。Instagramのフォロワーは34.5万人(2024年6月現在)。著書に『手間がゼロになる家事ワザ250』(KADOKAWA)など。 akiさんのInstagram @shiroiro.home ■ 暑くて面倒くさい掃除は「ほったらかし」で解決! インスタグラムでラク家事が大人気のakiさん。家事の中でも特に掃除が苦手だといいます。 「掃除って、やらなきゃと決めるとストレスやプレッシャーになりますよね。いつだって面倒くさいのに、特に暑い夏は動きたくなくなります。でも、キレイな家で過ごしたい! 私はそんな矛盾を、"仕組み"で解決することにしました。 まずは『ほったらかし』で時間を味方につけてキレイにする掃除ワザ。特に水まわりの掃除に効果絶大です。もう一つは『動かない』掃除ワザ。その場で、しゃがんだり無理な体勢を取ったりせずにササッとできるのが理想。ラクにできると、掃除してもいいかなと思えるようになるし、その場所をキレイに保つモチベーションにもなります。この夏、ぜひ実践してみてくださいね」 ■ 1~2カ月に1回!シンクの排水口は専用洗剤なしで「ほったらかし」 ハウスメーカーに教わった、水圧で排水口をキレイにする方法。使い古したタオルをウエスにします。「排水口にウエスをギュッと詰め込み、シンクに熱めのお湯を張ったら、ウエスを抜いて一気に流すだけ。勢いよく流れたら、詰まりがない証しです」(akiさん) ■ 1カ月に1回!シンクとまわりの小物は酸素系漂白剤につけて 排水口にふたをし、水切りカゴなどをまとめてシンクに。「約50℃のお湯に酸素系漂白剤を大さじ8くらい入れて、シンクギリギリまでお湯をためるのがポイント。小物だけでなくシンクもこすらずにすみます。外出時間を活用して1~2時間放置すれば、勝手に真っ白キレイに!」(akiさん) 2時間ほったらかし後、ピカピカに! ■浴室や洗面所まわりの小物にもOK! バケツに風呂おけや排水口の栓など、浴室と洗面所の小物をすべて入れ、キッチンと同じようにつけ置き。「シャワーヘッドも水あかやカビで汚れやすいので、外せるなら一緒につけると◎」(akiさん) * * * 暑い夏は時間を味方につけた「ほったらかし」掃除で乗り切りましょう! 撮影/aki 編集協力/鈴出智里 文/中田美香