リビング隣の部屋、和洋どっちで家を建てる?洋室を選んだ人がメリットを紹介
引き込める戸の開閉で使い勝手は自由自在
LDKと洋室の間には、左右に戸袋のある引き戸を設置。仕切ってしまえば、完全に1つの部屋として使えます。 逆に引き戸をあければ、リビングとひとつながりのような空間になり、リビングが広く見えます。これはリビングと同じフローリングにしたからできたことだと思います。 ただ、この引き戸に関しては、ちょっと後悔も。天井まであるハイドアにしておけば、さらに開放感がある空間を、演出できたかなと思っています。
洋室があることでリビングが散らからない!
フローリングの部屋にすることで、使い方の汎用性が高くなりました。 子どもたちのスタディスペースになったり、ピアノの練習室になったり、パソコンを持ち込んで作業したり、さまざまな使い方ができています。 ちなみに、リビング横の部屋には、以下のものを置いています。 ・ピアノ ・テレワーク兼勉強机にもなるテーブル ・ランドセルなど学用品、ゲームグッズを置く収納家具 子どもたちは、学校から帰ってくると、この部屋に直行。収納家具にランドセルを置くことが習慣になりました。それにより、リビングに散らかることが減ったと感じています。 勉強やお絵かきも、この部屋にあるテーブルを使うことが多いので、ダイニングテーブルを子どもたちに占領されることが減りました。 おかげでリビングがすっきり、急な来客があってもあわてずにすんでいます。
老後を考えても洋室の方がいい!
フローリングにしたことで、重い家具を置いても、床が大きくへこむ心配はありません。ですから、子どもたちのものを収納する家具や、勉強机にもなるテーブルも気兼ねなく置いています。また、家具の配置換えをするときも、ラクだと感じています。 また、年をとったら、この部屋を寝室として使う日が来るかもしれません。そのときは、布団ではなく、ベッドを置くことになるはず。フローリングなら、老後の生活にも対応しやすいと思います。
リビングに近い音楽室で「おうち時間」が充実!
筆者にとっても、この部屋があることで「おうち時間」が充実しました。ピアノは子どもが習うために設置したものですが、リビングからすぐの部屋にあるので、筆者も弾く機会が増えたのです。 身近にピアノがあることで、演奏意欲をかき立てられているのも、想定しなかったうれしいことです。
髙宮樹莉