リビング隣の部屋、和洋どっちで家を建てる?洋室を選んだ人がメリットを紹介
LDKに隣接した部屋をつくるとしたら、和室と洋室のどちらを選びますか? フローリングの洋室を選んだ日刊住まいライターが、部屋の使い勝手を語ります。ランドセルや学用品を収納する家具や、勉強机を置いたことで、隣のリビングはいつもすっきり。おうち時間も充実し、将来のことを考えても「洋室にして、わが家は正解だった」と感じています。
リビング横の部屋は和室にせず洋室の間取りに
わが家は、夫と娘2人(10歳と6歳)の家族4人。4年前にハウスメーカーで、2階建ての注文住宅を建てました。延床面積は約35坪あります。 間取りは以下のとおりです。 1階:LDK(18畳)、洋室(5.2畳)、洗面所、浴室、トイレ 2階:子ども部屋(2つ)、主寝室(ウォークインクローゼットつき) 家づくりの過程で、たくさんの間取りをチェックしました。すると、LDKと畳コーナーをセットにしたプランが多いことに気づきました。 しかし、筆者はLDKに隣接した部屋(上の写真はLDK。隣接する部屋の入口は、左手引き戸となります)もフローリングにしました。ピアノを置くスペースとして考えていたことが理由のひとつです。しかし、ほかのメリットも感じ、ピアノの件がなくても、フローリングにするつもりでした。 4年たった今でも、その決断をしてよかったと思っています。その理由を詳しくレポートします。
和室はフローリングと比べるとメンテが大変!
和室にしなかった理由のひとつは、新築時の子どもの年齢です。 筆者が家づくりを始めた頃、下の子は1歳半。家が建つ頃には、床に寝かせてのオムツ替えや、ハイハイをする時期は終わっていました。従って、もう和室は不要です。また、リビングにソファがあれば、ごろ寝するスペースは必要ないと感じていました。 それ以外にも理由が。畳の香りは筆者も好きです。ですから和室が嫌いなわけではありません。ただ、畳を入れると以下のことが気になりました。 ・経年で畳の表替えが必要になる ・日焼けを気にしなければならない ・大きな家具が置くとくぼみが気になる ・子どもが食べ物や飲み物をこぼすと掃除が大変 ・模様替えがしにくい フローリングにすれば、これらのデメリットは、解消もしくは軽減されます。