立憲代表選挙迫る!政権交代を実現できる代表と必要な戦略とは?
自民党総裁選挙に比べると候補の人数が少ない立憲の代表選挙。それには推薦人20人のハードルの高さも関係しているようです。 実際、立憲所属の国会議員は現在約130人に留まり、各候補が所属しているグループも枝野氏のサンクチュアリを除けば、ほとんどのグループの人数は20人に届きません。 松田氏は「各グループの中でそれをコアにしつつ重なっているところでどちらを重視するとか、逆にグループを超えて支持するとか、そういう動きが出てくると思います」とコメントしました。 現在、NHKの世論調査で支持率10%未満の状況が続いている立憲民主党。6月には9%台まで上がったものの、7月の都知事選挙で蓮舫氏が落選した影響を受け、再び支持率を大きく落としています。 一方で4月の衆院補選では立憲が全勝しており、それらの点を踏まえたうえで泉氏を交代させることをプラスと捉えるのかどうかが代表選挙のポイントのひとつとなりそうです。
自民党に対抗できる立憲の「選挙の顔」は?
立憲としては代表選挙を通して露出を増やし支持率を上げたうえで、次の衆院選・参院選に臨みたいという思いがあるはずです。 MC鈴木「誰だったら選挙の顔として自民党に対抗しうると思いますか?」 松田氏「誰かな……」 松田氏はそれぞれの代表候補が野党第一党として野党共闘をどのように進めるのか、そしてどのように衆院選に臨むのかといったメッセージをしっかりと発信し、まとめていけるかどうかが重要なポイントになると解説します。 松田氏「選挙の顔っていうことでいうと正直皆さん一長一短」 政権交代のイメージがある野田氏、2021年の衆院選敗北で代表を辞任した枝野氏、支持率低迷が続く泉氏、知名度に欠ける重徳氏、経験不足が指摘される小川氏、それぞれの個人の魅力と衆院選に向けた戦略をどう立てるかがターニングポイントとなるとのことです。 さらに、松田氏は政党支持率の低さに改めて言及。 「支持率10%超えをちゃんと目標に取り組んだ方がいい」とコメントし「政権を狙うんだったら外交・安全保障に関して国民が安心して任せられるなっていう絵を描かないと辛いんじゃないかという気がしますね」と締めくくりました。