定年後におすすめの仕事3選!「未経験」でも働きやすい仕事はある?
定年後に再雇用ではなく再就職を選択する方も多くいます。再就職をする場合、選択肢としては経験を生かして同じもしくは似たような仕事に就くか、未経験で新たな仕事を始めるかでしょう。 未経験でもできる仕事の種類は多く、定年後の新たなチャレンジとして気になる職業に就くこともおすすめです。今回は、定年後におすすめの仕事や定年後の仕事の選び方などについてご紹介します。 ▼65歳から70歳まで「月8万円」をアルバイトで稼ぐと、年金はどれだけ増える?
定年後におすすめの仕事3選
定年をして一度退職をしたものの、再び働きたい方もいるでしょう。今回は、再就職先としておすすめの職業を厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト job tag」を基に3つご紹介します。 ■タクシー運転手 タクシー運転手は学歴や経験はあまり問われませんが、お客さまを車に乗せて走るため「普通第二種運転免許証」の保有が条件です。タクシー会社によっては、第一種免許証しか持っていない場合でも、訓練センターへ通い第二種運転免許証を取得するサポートをしてくれるケースもあるようです。 また、会社に所属せず個人運営のタクシーとしての走行も可能です。 タクシー運転手の平均年収は419万円となっています。年代別に見てみると、65~69歳の平均年収は332万2600円、70歳以降の平均年収は313万4100円です。タクシー運転手全体の平均年収と比べると減りますが、タクシー運転手の平均年齢は59.7歳のため、定年後に再就職しても大きな年齢差を感じにくい点が魅力でしょう。 ■警備員 警備員として働くために、特別な資格は必要ありません。ただし、破産宣告を受けている、また、刑務所から出所後5年未満の方は警備員への就労は不可能のようです。警備員として再就職すると、まずは30時間以上の新任教育を受け、警備員登録をしたあとに警備員として本格的な勤務が始まります。 警備員の平均年収は376万1000円です。年齢別だと、65~69歳の平均年収は269万5300円、70歳以降は249万7900円です。給料はタクシー運転手と比べると多くありませんが、平均労働時間が169時間のため残業はあまりないと考えられます。多く稼ぎたい方よりは、定年後にあまり残業がない職へ就きたい方におすすめです。 ■介護職 もし定年までの仕事ではなかったものの、介護福祉士などの資格を有しているなら介護に関係する仕事に就くこともおすすめです。 施設介護員として再就職する場合、特別な資格は必要ありませんが、資格を持っていたほうがスムーズに施設の利用者と接することができるでしょう。会社や施設によって介護の内容は異なるケースがあるので、再就職で面接を受けるときなどに確認しておきましょう。 施設介護員の平均年収は371万4000円です。年齢別に見ると、65~69歳の平均年収は301万4000円、70歳以降の平均年収だと274万6900円でした。