巨人・坂本 ゴールデン・グラブ賞三塁で初受賞 来季はMVP「そういう気持ちで頑張る」
◇第53回三井ゴールデン・グラブ賞表彰式 まだまだここから輝く。昨季途中から三塁に転向し、初受賞となった巨人・坂本は「この賞を獲りたいと思ってキャンプから頑張ってきた」と胸を張った。 4年ぶりのリーグ優勝を支えたのが、強力な内野陣だ。一塁は岡本和、二塁は吉川と、チームでは90年の駒田、岡崎、川相以来34年ぶりとなる内野手3人の同時受賞。本格転向の今季を「ドキドキしていた。(一塁送球への)角度が全然違うので最初は苦労した」と言い「“岡本さん”のおかげで獲れました」とカバーしてくれた一塁の後輩に感謝した。 12月で36歳となるが「もっともっとうまくなれる」と19年目の来季を見据える。ともにチームを引っ張ってきた菅野がメジャー挑戦。1学年下の盟友からMVPを期待されており「そうやって言ってもらえるのはうれしい。そういう気持ちで頑張る」と意気込んだ。(小野寺 大)