【ベトナム】エビやナマズ輸出回復、主要国向け好調
ベトナムの主力輸出品のエビと食用ナマズの輸出が回復している。20日付タインニエン電子版が報じた。 ベトナム水産物輸出加工業者協会(VASEP) によれば、2024年1~7月のエビの輸出額は3億7,500万米ドル(約546億円)で前年同期比17%増だった。国際市場でのエビの価格上昇や、輸出先での在庫圧縮、年末休暇に向けた需要が要因で、米国や中国、欧州などの主要市場への輸出が拡大した。 1~7月の食用ナマズのパンガシウス(ベトナム名:チャー、バサ)の輸出額は11億米ドルで9%増加した。うち生や冷凍、乾燥のパンガシウスは2億米ドルと22%増加した。 VASEPは21~23日に南部ホーチミン市で国際水産見本市(ベトフィッシュ)を開催する。ベトナムおよびその他15カ国から280社以上が出展し、水産物のさらなる輸出促進を図る。