ボカの“有望株”アンセルミーノ（右） [写真]＝Getty Images

　チェルシーは8日、ボカ・ジュニオルスからアルゼンチン人DFアーロン・アンセルミーノが完全移籍にて加入することを発表した。 【画像】チェルシーのユニフォームに身を包んだアンセルミーノ 　クラブの発表によると、アンセルミーノはチェルシーと2031年6月30日までの7年契約を締結したという。『スカイスポーツ』によると、移籍金は1560万ポンド（約29億円）程度の見込みで、同額とは別にボーナスも設けられている見込み。なお、欧州の2024－25シーズン終了時（2025年6月30日）まではレンタル移籍という形でボカ・ジュニオルスに残留することとなり、アルゼンチンの名門で成長を遂げた後、来夏にチェルシーへ合流する予定だ。 　アンセルミーノは2005年4月29日生まれの現在19歳。12歳で母国の名門ボカ・ジュニオルスのアカデミーに入団すると、各カテゴリーを順調に踏破し、2023年6月にはプロ契約を締結するとともにトップチームデビューを飾った。センターバックを本職とする選手で、これまでに公式戦通算で10試合出場1得点を記録している。 　今夏、チェルシーはバルセロナからU－19スペイン代表FWマルク・ギウ、レスターからイングランド人MFキアナン・デューズバリー・ホール、、ビジャレアルからU－21デンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセンらの獲得を発表している。アンセルミーノは今夏にチームに合流するわけではないものの、今夏にサインをした選手という意味では、8人目の補強となった。