東京・赤坂のTBS社屋

　TBSは9日、タレントの中居正広（52）が同日夜に個人事務所の公式サイトで発表した女性トラブルをめぐる謝罪声明について「news23」（月～木曜後11・00、金曜後11・58）でトップニュースで報じた。 　街頭での受け止めやTBSを含めた見送りとなったレギュラー番組を紹介した後で、小川彩佳キャスターは「今回の件は示談になっている案件ということですので、当事者の女性の意向が最大限尊重されるべきだと思います。その上で、こうした書面でのコメントという形だけでなく、近い将来、中居さんご本人が自らの口から説明する機会があったもよいのではないかと思います」とコメントした。 　　中居をめぐっては昨年12月末に女性との間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。騒動となり、各局が直近のレギュラー番組の休止、差し替えを続々と発表していた。 　この日は、騒動後、初めて本人のコメントが発表された。中居側は昨年12月27日に有料会員サイト内で「今向き合わなければならないことを真摯（しんし）に、懸命に取り組んでおります」とコメントを発表したのみだった。 　スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万～9000万円の示談金を支払って解決している。当時女性は中居の仕事先である会社に勤務していた。