黒田が全日本で初優勝 津工高ヨット部OB、セーリングのILCA7
津工業高校ヨット部OBの黒田浩渡(21)=ナブテスコ=が11月22―24日、浜名湖で行われたセーリングのILCA7全日本選手権で初優勝した。 同クラスで2021年の東京五輪に出場した南里研二(32)=佐賀・ミゾタ=らが出場する中、第1レースは5着、第2レースは3着だったが、第3―第5レースで1着を奪い、2位の南里と1ポイント差で初の頂点に立った。 大阪府出身で津工進学を機に津市に活動拠点を移した。高校卒業後も津市にとどまり、東京に本社を置く機械メーカー、ナブテスコの社会人選手として、28年のロス五輪など目指して活動している。 黒田選手の話 (第1、第2レースを終えて)苦しい展開だったが(第3レースから)自分の走りをしようと思った。全日本選手権は高3から4回目の挑戦で、初優勝できて「ほっとした」という気持ちでいる。