「私の今年の1文字は『C』」小池都知事会見12月23日(全文2完)
世界に誇れるまち東京に磨きをかけていきたい
そして、先ほどお伝えしましたように「TOKYO強靭化プロジェクト」。この関東大震災から100年という節目に当たって、ありとあらゆる災害に対して今から仕掛けなければいけないこと。そしてまた、それもハードとソフトと両面からの計画、これを着実に進めるということだと思っています。やはりいつも申し上げますけれども、それと先ほどの、ですから、人づくりの部分に、子育ての部分と人づくりも同じであるとするならば、人づくり、まちづくり、これを着実に進めて、そして、やはり世界に誇れるまち東京ということを、これをさらに磨きをかけていきたいと思っております。 記者:ありがとうございました。
中学校の英語スピーキングテストの可能性をどう考えるか
記者:TOKYO MXの椿原です。よろしくお願いします。今年新たに導入された中学校の英語スピーキングテストについてお伺いします。取材する中で教育の専門家からは、アチーブメントテストとして非常に意義のあるという声を聞いたりだとか、一方で取材した受験生からは当日の運営についてテストに集中できなかったという不満の声が上がっています。海外出張で英語力の重要さもおっしゃられていたかと思いますが、東京の英語教育の転換点ともなり得るこのテストの未来や今後の可能性について、全てのテストを終えた今、知事のお考えをあらためて教えてください。 小池:今回、東京都教育庁は大きな一歩を進めたと思います。これまで受験英語というと読み書きの、この2次元でしたけれども、やはりそれをしゃべれるということで3次元に進めていった。これはどんな生活をするにおいても英語、外国語という、それがまたコミュニケートできるということは非常に世界を広げることにつながると私は思っています。それは人と人とのつながりを増やすこと、それから自分の意見を発信するということ、それから情報を得るという意味で読むだけでなく、目から入って、耳から入ってくるということ。これらも全てを考えますと、今年、今回の1回目のスピーキングテストというのは大きな一歩を踏み出したことになるというふうに思っています。 前から英語力は国力につながると言ってきています。1人1人の人生の選択も増やすものだというふうに考えております。そういう意味で非常に教育庁の現場の皆さんも努力をされたと同時に、何よりも今回そのテストに挑んだ中学生の皆さん、本当に頑張ったねということで褒めてあげたいというふうに思います。 記者:ありがとうございます。 小池:後ろの工業新聞。日刊工の。