【バレー】緑の翼はSVで羽ばたくか。群馬グリーンウイングス・白岩蘭奈「個の力だけでなくチーム力を見せる」、道下ひなの「自分たちが仕掛けるポイントを明確に」 SV女子
「チーム力」がSVリーグを戦う鍵。戦略的なプレーを
――V2からV1、これからはSVリーグという呼び方になりますが、その一段上の輝かしい舞台で戦うことに対する抱負を。 白岩:サマーリーグではV1チームと多くの試合ができますので、SVリーグに向けて良い経験となりますね。このサマーリーグで自分たちがやってきた練習の成果を出すことでリーグへの自信につながっていくと思います。 ヒナ(道下選手)も言ったように、個々の力だけではなくてチーム力というのをもっと見せられるように頑張っていきたいと思います。
道下:第2セットは相手がショートサーブで攻めたり前後に揺さぶりをかけてきました。チームとしてこちらのどういう攻撃を潰したいか、戦略が明確に感じられるプレーでした。 自分たちはそういう部分がまだ足りないかなって… まだまだ相手にやられてから対応している感じなので、先に自分たちが仕掛けるポイントを見つけて組織としてのプレーをやっていきたいなと思いました。 これからさらに高さがある相手とも対戦することになりますが、そういう相手に対して自分たちが先に何を仕掛けられるか、そういったことをSVリーグも見据えながら頑張っていきたいと思っています。
サマーリーグで好成績。緑の翼は新たな台地で飛翔する準備中
群馬グリーンウイングスはこの後連勝を重ね、V・サマーリーグ東部大会を準優勝の成績で終えた。 決勝戦を戦ったPFUブルーキャッツ石川かほくとの間にはまだ少し力の差は感じられたが、SVリーグに向け上々の試運転になったのではないだろうか。 GMに坂本将康氏、驚異的な跳躍力が武器の髙相みな実をはじめスタッフ、選手にも新戦力が多数加わった。 長らくV2の盟主的存在だった群馬グリーンウイングスがトップカテゴリーでどのような戦いを見せるか。緑の翼が新たな大地で晴れやかに飛翔する姿を思い描きつつ、開幕を待ちたい。
堀江丈
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