「どん兵衛」リニューアル、麺・つゆ・具材・七味を“ぜんぶ東西分け”9月上旬から発売、「きつねうどん」「天ぷらそば」/日清食品
日清食品は、「日清のどん兵衛」を9月上旬から順次リニューアル発売する。 【ほかの画像】日清食品、リニューアルで天ぷらにごま油の風味をきかせ、コシの強さを向上した「日清のどん兵衛 天ぷらそば (東)」など
ラインアップは8品。「日清のどん兵衛 きつねうどん」(東日本向け、西日本向け)、「日清のどん兵衛 天ぷらそば」(東日本向け、西日本向け)。希望小売価格は、レギュラーサイズ236円、特盛271円(各税別)。 「日清のどん兵衛」は、1976年に販売を開始した和風カップ麺のトップブランド。東西で味の嗜好に違いがあることから、全国展開のカップ麺としては初めて、つゆの味を東日本と西日本で分けて発売。その後、具材のおあげや七味にも地域の特色を取り入れ、東日本、西日本で味や風味を変えて販売してきた。
〈「日清のどん兵衛」リニューアル概要〉
今回のリニューアルでは、従来のつゆ、おあげ、七味だけでなく、麺、つゆ、具材、七味の“ぜんぶ東西分け”を実現するため、東日本向けの「きつねうどん」「天ぷらそば」の麺と、「天ぷらそば」の天ぷらをリニューアルした。 東日本ではややかための麺が好まれることから、東日本向けのうどんとそばはコシの強さを向上したほか、具材の天ぷらは、“江戸前天ぷら”をイメージしてごま油の風味をほのかにきかせることで、香ばしさをアップさせた。 8品の各パッケージも“東”と“西”のアイコンを大きくあしらったデザインに変更。“ぜんぶ東西分け”を実現したことをアピールしている。 なお、富山県、石川県、福井県、滋賀県、奈良県、和歌山県以西は西日本向けを販売、北海道を除くその他東日本は東日本向けを販売している。また、北海道地区は「北のどん兵衛」ブランドで展開。
〈「日清のどん兵衛 東西食べ比べセット」の販売も〉
今回のリニューアルにあわせ「日清のどん兵衛 東西食べ比べセット」を、日清食品グループオンラインストアと各ECサイトで販売する。セット内容は、「日清のどん兵衛 きつねうどん」(東、西) と「日清のどん兵衛 天ぷらそば」(東、西) 。 「日清のどん兵衛」のリニューアル概要・商品特徴は以下の通り。 ◆【リニューアル発売】日清のどん兵衛 きつねうどん (東) ・麺 もっちりとしたつるみのあるうどん。コシの強さを向上した。 ・つゆ 鰹と宗田鰹の重ねだしと、丸大豆醤油が“調和した味わい深いつゆ”。だしのコクと旨みを感じられるという。 ・具材 ふっくらと仕上げたおあげには、丸大豆を100%使用し、醤油の旨みと甘みが感じられるとする。ほかに、かまぼこ、ネギ入り。 ・別添 赤唐辛子をきかせた「彩り七味」。 ◆【パッケージ変更】日清のどん兵衛 きつねうどん (西) ・麺 もっちりとしたつるみのあるうどん。 ・つゆ 鰹と昆布の重ねだしに、丸大豆醤油が合わせた“味わい深いつゆ”。だしの旨みが後を引くという。 ・具材 丸大豆を100%使用し、甘みが感じられる“ふっくらおあげ”。ほかに、かまぼこ、ネギ入り。 ・別添 和山椒をきかせた「彩り七味」。 ◆【リニューアル発売】日清のどん兵衛 天ぷらそば (東) ・麺 まっすぐですすり心地の良いそば。コシの強さを向上した。 ・つゆ 鰹と宗田鰹の重ねだしに、丸大豆醤油を合わせた“味わい深いつゆ”。だしのコクと旨みを感じられるという。 ・具材 “江戸前天ぷら”をイメージし、ごま油の風味をほのかにきかせた天ぷら、ネギ。 ・別添 赤唐辛子をきかせた「彩り七味」。 ◆【パッケージ変更】日清のどん兵衛 天ぷらそば (西) ・麺 まっすぐですすり心地の良いそば。 ・つゆ 鰹と昆布の重ねだしに、丸大豆醤油を合わせた“味わい深いつゆ”。だしの旨みが後を引くという。 ・具材 “あとのせサクサク”の天ぷら、ネギ。 ・別添 和山椒をきかせた「彩り七味」。
食品産業新聞社
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