マッチ箱サイズ&軽量で人気! モンベルのコンパクトランプ キャンプ使いでの「メリット&注意点」レポ
■手元や足元を照らすには十分な明るさ
照射角度が広角なため、山岳用のテント内や地図などの近くを照らすのに適している。だがキャンプで夜の場内の移動など、遠くを照らす場合は高モードでも最大で11mまでなので、他のライトが必要になるだろう。手元の作業や足元を照らすもの、と用途を決めて使い分けるのがいいだろう。 また、このランプはダブルクリックで点灯する仕組みを採用しているが、使用するにつれてボタンの感触が変わってくる。使用頻度にもよるが、次第にボタンが押しにくくなることがあり、手袋を着用しているときや暗闇での使用時にストレスを感じた。
■小さいけど心強い味方
モンベルのコンパクトマルチランプは、軽量さと多機能性を備えた便利なヘッドライトだ。とにかく軽いので首や頭につけていても重さを感じないのはとても嬉しい。これだけでキャンプを過ごすのには足りない場面もあるが、サブライトとして持っておくと、手元の作業や、就寝時の支度、夜間のトイレなど大いに活躍してくれるだろう。価格も税込みで1,650円と手に取りやすいので、ぜひ試してみてほしい。 コンパクト マルチランプ 価格/1,650円(税込) 重量/32g(電池含む) カラー/ブラック、ブルー、イエロー、レッド 点灯モード・明るさ・距離・照射時間/LOW・10ルーメン・ 6m・48時間、HIGH・35ルーメン・11m・17時間 Webライター、現代彫刻家。キャンプと自転車が趣味でバックパック1つで行く徒歩スタイルがメイン。 焚き火を使った作品を制作しているので河原や山へ材料を探しに出かけるのが日課。 ブッシュクラフトとULキャンプを両立させたキャンプを目指しています。
伊藤 源