種まきから始める〈秋ガーデニング〉基本&成功のコツ【初心者のためのガーデニング基礎講座】
植物を種から育てるのは、ガーデニングの醍醐味のひとつ。ただ初心者にとっては、種をまいてうまく発芽するのかどうか、不安なことも多いでしょう。 ◆【写真9枚】パンジー・ビオラなど秋に種まきできる〈オススメ一年草5選〉を写真でチェック! 今回は初心者でも失敗しない種まきの基本的な手順から成功のコツまでを、わかりやすく解説します。 記事最後には秋に種まきの適期を迎える一年草を、参考価格とともに紹介しますので、ぜひ種まきにチャレンジしてみてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「種まきから始めるガーデニング」にまつわるあれこれ
・種まきから育てるメリットは? ・種まきの基本的な手順 ・種まきを成功させるコツ ・秋に種まきできるオススメ一年草5選
種まきから育てるメリットは?
●コストを節約できる 種まきをして植物を育てるほうが、苗を購入するよりも安く済みます。同じ植物をたくさん育てたいというときにも便利です。 ●成長の過程を楽しめる 種から発芽した植物は、日に日に成長していきます。その姿を見守ることでよりいっそう愛着がわき、ガーデナーとしての達成感も得られるでしょう。 ●環境への適応力が高い 種から育てた苗は発芽からその場の環境に慣れながら成長します。市販されている苗よりも環境に適応しやすく、丈夫な植物に育つことが期待できるでしょう。
種まきの基本的な手順
●種の選定 種は園芸店やホームセンターのほかに、ネットでも販売されています。種袋の裏には栽培条件や適した時期、育てやすさなどが記載されているので、よくチェックして選びましょう。 ●土の準備 種まきに使用する土は、清潔で通気性と水もちがよく、肥料が含まれていないことが大切。市販の種まき用土が手軽で成功率も高いので、初心者にはオススメです。ポットやトレイを用意し、土を均一に入れます。 ●種まき 指で土に穴を開け、1ヵ所に1~3粒ずつ種をまきます。穴の深さや間隔は、袋の説明書きに従いましょう。まき終わったら土を軽くかぶせます。 ●水やり 種をまいた後は、霧吹きやジョウロで優しく水を与えます。発芽するまでは土が乾燥しないようにこまめに水やりをしますが、過湿にも気をつけましょう。