BMW史上最強727馬力「BMW M5」日本上陸!しかも価格据え置きで世界最安か!?
バケットシートではないが
新型BMW M5のコックピットは、先代モデルに比べてボタン類が大幅に削減され、無駄を省いた洗練された印象を与えている。BMWカーブド・ディスプレイは、最新の12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成されている。Mカラーのアンビエント・ライティングをはじめ、ドライバーの好みの走行モードに応じて室内空間をアーティステックに演出する。Mモデル専用のMマルチ・ファンクション・シート、M専用装備品を随所に採用することにより、室内においても、Mモデルであることを主張している。
BMW史上最強のパワーユニット
新型BMW M5は、最高出力585PS(430kW)/5,600-6,500rpm、最大トルク750Nm /1,800-5,400rpmを発揮する高効率なモーター・スポーツ・テクノロジー直結のクロスバンク型を持つ4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、さらに、第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用した電池容量22.1kWhを持つ、197PS(145kW)を発揮する電気モーターを搭載するM専用プラグイン・ハイブリッド・システム「M HYBRIDシステム」を搭載している。
クロスバンク型のツイン・ターボ・エンジンは、1/1000秒を争う、サーキット走行直結の技術の1つであり、ツイン・スクロール・ターボ2機を、向かい合うシリンダーの排気管を敢えて跨いで配置することで、ターボに排気のパワーが、遅れずに干渉することなく理想的な間隔で加わるため、鋭いレスポンスとスムーズな力強い加速を実現する事が可能である。 新型BMW M5においては、BMW Mモデル専用に開発された8速Mステップトロニック・トランスミッションのハウジングに電気モーターを組み込み、BMWグループが特許を取得したプリ・ギアリングにより、電気モーターが発生するトルクを高性能6気筒ツイン・ターボ・エンジン相当の450Nmまで増強させる事が可能となり、システム・トータルの最高出力727PS(535kW)、最大トルク1,000Nmを発揮することで、電気自動車を除き、BMW XM Label同様にBMW史上最強のパワー・ユニットを搭載するモデルの1つである。電気のみでの走行も可能であり、約70kmまで、ゼロ・エミッションで走行する。