アジアカップ最高額の国はどこだ! 代表チーム市場価値ランキング11~20位。日本代表のライバルは?【アジアカップ2023】
14位:タイ代表 監督:石井正忠 FIFAランキング:113位 総市場価値:1005万ユーロ(約14億700万円) 最高額選手:スパチャイ・ジャディード 東南アジアサッカー選手権で最多優勝を誇るタイ代表が市場価値ランキングの14位にランクインした。総市場価値は1005万ユーロ(約14億700万円)となっているが、今大会のタイ代表はチャナティップら主力数名を欠いている。 その中で活躍が期待されるのが、タイのブリーラム・ユナイテッドに所属するFWスパチャイ・ジャディードだ(100万ユーロ/約1.4億円)。25歳のジャディードは国内リーグ戦で15試合出場9ゴール3アシストを記録しており、今大会初戦のキルギス戦では2ゴールをあげた。現在も着実に市場価値を上昇させている選手である。 また、ベルギーのOHルーヴェンにレンタル移籍中のスファナット・ムエアンタもタイ代表(80万ユーロ/約1.1億円)の注目選手であろう。チームで最も若い21歳ながら代表の10番を任されている。ここまで所属クラブでは満足な出場機会を得られていないが、主力の欠けた今大会では存在感を示すことができるだろうか。 タイ代表を率いるのは石井正忠監督だ。石井監督は鹿島アントラーズ、大宮アルディージャでの監督経験を経て、活躍の場をタイに移した。タイのブリーラム・ユナイテッドを国内三冠に導いた手腕は、AFCアジアカップの舞台ではいかに発揮されるだろうか。
13位:バーレーン代表 監督:フアン・アントニオ・ピッツィ FIFAランキング:86位 総市場価値:1008万ユーロ(約14億1120万円) 最高額選手:アリ・マダン 総市場価値1008万ユーロ(約14億1120万円)のバーレーン代表が市場価値ランキングの13位につけている。選手個人を見ると、バーレーン代表で50万ユーロ(約7000万円)以上の市場価値を持つ選手は3人のみである。 その中でダントツの200万ユーロ(約2.8億円)の市場価値と評価されているのが、UAEのアジュマーン所属の右WGアリ・マダンだ。ここまでリーグ戦で12試合出場4ゴール4アシストと、得点とチャンスメイクでチームに貢献しており、現在も市場価値を伸ばし続けている選手である。 アリ・マダンに次ぐ市場価値を有しているのが、代表の10番を背負う攻撃的MFカーミル・アル・アスワド(60万ユーロ/約8400万円)だ。アル・アスワドは今大会初戦の韓国代表戦でもチャンスを演出するなど、2015年のデビュー以来、長きにわたりバーレーン代表の攻撃を牽引してきた選手である。 バーレーン代表はフアン・アントニオ・ピッツィ監督が指揮している。チリ代表を率いていた2016年にはコパ・アメリカ優勝に導いた実績を持つ。AFCアジアカップ2023初戦は韓国代表に敗れたが、前回大会に引き続きベスト16進出となるだろうか。