アジアカップ最高額の国はどこだ! 代表チーム市場価値ランキング11~20位。日本代表のライバルは?【アジアカップ2023】
18位:タジキスタン代表 監督:ペタル・セグルト FIFAランキング:106位 総市場価値:750万ユーロ(約10億5000万円) 最高額選手:ルスタム・ヤチモフ 今大会がアジアカップ初出場となるタジキスタン代表が市場価値ランキングで18位にランクインした。総市場価値は750万ユーロ(約10億5000万円)となっている。代表選手の所属クラブを見ると、国内リーグ強豪のイスティクロル・ドゥシャンベから最多の9名が選出されている。 タジキスタン代表の市場価値最高額の選手も、イスティクロル・ドゥシャンベ所属のGKルスタム・ヤチモフ(90万ユーロ/約1.3億円)である。25歳のヤチモフはタジキスタン代表の正ゴールキーパーであり、現在も市場価値を伸ばし続けている。アジアカップでも好セーブを見せ、タジキスタン代表の守備の要となっている。 ヤチモフに次ぐ市場価値を持つのが、同じくイスティクロル・ドゥシャンベに所属する攻撃的MFアリシェル・ジャリオフ(70万ユーロ/約9800万円)だ。タジキスタン代表の10番を背負うジャリオフは中国代表戦で果敢な攻撃を見せた。30歳という年齢ながら市場価値を上昇させている選手である。 ペタル・セグルト監督のもと、大会初出場ながら格上相手にも印象的な試合を見せているタジキスタン代表。この大会をアジアカップ常連国となる足がかりにとすることができるだろうか。
17位:レバノン代表 監督:ミオドラグ・ラドゥロヴィッチ FIFAランキング:107位 総市場価値:755万ユーロ(約10億5700万円) 最高額選手:ダニエル・ラフド レバノン代表が市場価値ランキングで17位にランクインしている。総市場価値は755万ユーロ(約10億5700万円)だ。レバノン代表選手の平均年齢は29.8歳と、ベテラン選手の選出が目立つ。試合でもベテラン選手は重宝され、中国代表戦スタメンの平均年齢は30.27歳である。 チーム最高額の市場価値を持つのが、メキシコ2部のアトランテに所属する24歳の左WGダニエル・ラフド(100万ユーロ/約1.4億円)である。レバノン系の父親を持つメキシコ出身のラフドは同国でキャリアを重ね、2022年9月にレバノン代表初招集となった。ダフドは今シーズン所属クラブで13試合出場6ゴール2アシストを記録している。しかしベテラン選手の間に割って入ることはできず、アジアカップではここまで出場なしと苦戦を強いられている。 レバノン代表の監督はミオドラグ・ラドゥロヴィッチだ。ラドゥロヴィッチ監督は2019年8月まで同代表の監督を務めていた経歴があり、アジアカップ開幕直前の2023年12月11日に再就任となった。2023年10月から負けが先行しているレバノン代表をどこまで導くことができるだろうか。