アジアカップ最高額の国はどこだ! 代表チーム市場価値ランキング11~20位。日本代表のライバルは?【アジアカップ2023】
AFCアジアカップカタール2023が現地時間12日に開幕した。今大会に出場する24ヶ国の中で、最も市場価値が高いのはどこなのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が代表チームの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は1月21日時点
20位:パレスチナ代表 監督:マクラム・ダブー FIFAランキング:99位 総市場価値:668万ユーロ(約9億3520万円) 最高額選手:オデイ・ダバー チュニジア人のマクラム・ダブー監督のもと、3大会連続のアジアカップ出場となったパレスチナ代表が市場価値ランキングの20位にランクインした。総市場価値は668万ユーロ(約9億3520万円)となっている。 パレスチナ代表で最も高い市場価値を持つのは、ベルギーのシャルルロワに所属するFWオデイ・ダバーだ。その金額はチーム全体の市場価値の4分の1近い150万ユーロ(約2.1億円)である。ダバーは今シーズンのシャルルロワで17試合4ゴール2アシストを記録している。市場価値からしてもパレスチナ代表の攻撃のキーマンとなるべき選手であり、UAE代表戦では前線でボールをキープしてPKを獲得した。 パレスチナ代表は強豪のイラン代表、UAE代表と同居するグループCでここまで1分1敗と苦戦を強いられている。UAE代表戦は相手選手の退場による数的有利を活かすことができず、ドローに終わってしまった。決勝トーナメント進出はかなり難しい状況にあるが、最終戦となる香港代表戦に向けて奮起することができるだろうか。
19位:マレーシア代表 監督:キム・パンゴン FIFAランキング:130位 総市場価値:678万ユーロ(約9億4920万円) 最高額選手:ディオン・コールズ 韓国人のキム・パンゴン監督下で4大会ぶりのアジアカップ出場を果たしたマレーシア代表が、総市場価値市678万ユーロ(約9億4920万円)で19位にランクインした。マレーシア代表は国内組を主体としたチームであり、国内強豪のジョホールからは最多14名が選出されている。アリフ・アイマン・ハナピ(55万ユーロ/約7700万円)やマシュー・デイヴィス(40万ユーロ/約5600万円)など、ジョホール所属の選手はマレーシア代表内では高い市場価値を有している。 一方で最高額の市場価値を有しているのは、タイの強豪ブリーラム・ユナイテッド所属のDFディオン・コールズ(80万ユーロ/約1.1億円)だ。コールズはU21ベルギー代表に選出された経験を持ち、クラブ・ブルッヘ在籍時の2018年には市場価値300万ユーロ(約4.2億円)と評価されていた選手である。マレーシア代表では3バックの一角としてプレーし、昨年のワールドカップ・アジア2次予選のキルギス代表戦では2得点をあげて勝利に貢献した。 マレーシア代表のFIFAランキングは130位であり、グループリーグでは韓国代表、ヨルダン代表、バーレーン代表と格上を相手に戦っている。初戦のヨルダン代表戦から4失点の敗戦と苦しい状況が続くが、最終戦となる韓国代表戦では一矢報いたいところだ。