互いに相手にミサイルを発射 3年になるウクライナ戦争
ベルゴロド、ロシア、2月16日 (AP) ― ロシア国営テレビは2月15日、ウクライナのミサイル攻撃を受けたロシア西部ベルゴロド州の映像を公開した。この攻撃で6人が死亡し、子ども5人を含む18人が重軽傷を負った。 これより先にロシアは、20発以上の巡航ミサイルと弾道ミサイルをウクライナの広範囲に向けて発射。各地で被害が相次ぎ、北東部では集合住宅が被弾し、5人が死亡した。 ベルゴロドへのミサイル攻撃で負傷した子ども5人を含む18人のうち、重傷の15人が病院に救急搬送された。 この攻撃でショッピングセンターと学校のスタジアムが被害を受けた。 ウクライナは、チェコスロバキアが開発したRM-70自走多連装ロケット砲を使って14発のミサイルを発射したが、ロシア国防省によれば、ベルゴロド上空で同国防空システムによって撃墜されたという。 ウクライナ国境から約40キロに位置するベルゴロドは、これまでも定期的にウクライナ軍の攻撃目標となっており、ロシアの正月休みの週末には、数十人の死傷者が出た。 (日本語翻訳・編集 アフロ)