ロシア石油基地を無人機攻撃 クルスク州知事が映像を公開
クルスク、ロシア、2月16日 (AP) ― ロシア西部でウクライナと国境を接するクルスク州の石油基地が2月15日未明、ウクライナのドローン攻撃を受け炎上した。同州のローマン・スタロボイト知事が通信アプリ「テレグラム」への投稿で明らかにした。 同知事によれば、消防士165人が消火活動に当たり、この火災でけが人などはいなかったという。 ドローン攻撃について、今のところウクライナ側はコメントしていない。 ロシアとウクライナは、昨年12月下旬以降激化している空爆を巡って、非難の応酬を繰り広げている。 ロシアのエネルギーインフラはこの1カ月、ウクライナの無人機による攻撃や火災に見舞われており、中東の紛争で既に揺れている世界の石油・ガス市場の不確実性を高めている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)